放射能排出 ~チェルノブイリなど過去の例
今回からは「放射性物質の体外排出」に目をうつします。
まずは、過去の例からご紹介します。
広島・長崎での原爆
何と言ってもアメリカに過去に例がない原爆を落とされ被爆してしまった日本人……
考えて見れば無差別殺人ですよね…
その当時効果があると言われたのが、日本が誇る伝統栄養食「味噌」です!
長崎では、当時の聖フランシスコ病院の秋月辰一郎博士が指揮をとり
①水を飲まない
②塩をいっぱいふった玄米おにぎりを食べさせる
③味噌汁を飲ませる(具は当時はカボチャやワカメだったようです)
④甘いもの、とりわけ砂糖を食べない
を徹底したそうです。
その結果、現場から1.8キロという近距離にも関わらず、スタッフに被爆症状がでなかったと言います。
当時は添加物なんてなかった時ですから、本物の塩と本物から作った生味噌、無農薬の玄米だったのでしょう。
広島でも味噌は重宝され、その後、広島大学原爆放射能医学研究所の伊藤教授によって実験が行われ、マウスでの有効性を確認しています ⇒ニュース
チェルノブイリの例
チェルノブイリでも、ヨーロッパで売られている日本の味噌が相当売れたという記録が残っています。
また、自生しているキノコ類を食した地域の方々に被爆症状が多かったことから、研究され、キノコ類は放射性物質を吸収しやすいということもわかりました。
チェルノブイリで味噌以外に活躍したものに「リンゴペクチン」があります。
要するにリンゴジャムですね。ペクチンについてはこちらをご参照ください。 ⇒ペクチンで排出
市販のものには、精製糖など逆に身体に悪いものも入っていますので、こちらの写真付き作り方を参考にしてください。作る際の食材は厳選してください。 ⇒リンゴペクチンの作り方(神奈川県農業技術センター)
その他の例
変わったところでは、アメリカ合衆国陸軍が放射能排出のために「重曹風呂」に入っている、という情報もあります。 ⇒重曹
重曹は「魔法の粉」として有名ですが、使い道は様々です。癌への作用は、また違う健康コラムで書きたいと思います。
紹介だけして先走る方もいらっしゃるので
①飲用する場合は、必ず食用の重曹(薬局方)を使用してください。
②健康な人は予防のために飲んでも意味がないと思います。
この2点は気を付けてください。身体の体液は酸塩基平衡という機能で中性に保たれています。重曹というアルカリ成分を飲んでも、健康な人であればすぐに身体が体液を中性にしようとする機能が働きます。
私は、歯磨き後のうがいに用いているくらいです。
以上、参考にしてください。
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