症例報告 ~寝違い(首、肩の痛み)
寝違い(肩や首の痛み)
30代 女性 会社員 エキテンを見て来院
主訴:首が痛くて動かせない(朝起きたら寝違い)
やや小柄な女性。仕事は基本1日パソコンで座りっぱなし。忙しい時は家に持ち帰って仕事する時もあり。
普段から肩こりは気になっており、ひどくなるとマッサージに行く程度。何年かに1度このような感じになる。
冷え、生理不順、足のむくみ、肌荒れも気になる。
脈診は肝と腎が弱く「肝虚」証。カイロ的には「右頸椎症候群」。
まずは全体的に治癒力を高めて患部の治療へ。
その前に「子午治療」。急性の時には効果がのぞめます。
金鍼を足のツボにあてると、刺してないのに「入ってる感じです」と必ず言われます。
しばらくあてると、そのツボを押した時の感じ方が変わっているから不思議・・・
次に首を含めた鍼の治療。
基本的に寝違いは、蓄積疲労(コリを放って置いた)、冷え、寝返りを打たなすぎ……などからくる症状です。
頭、首、肩(肩甲骨の下辺りまで)、腕を中心に鍼を刺していきます。
お灸もポイントです。
急性の痛みですが、温めた方が良いケースが多いです。(炎症の度合いによります)
一通り治療を終えると・・・若干動かした時の痛みが残るものの、全然違う!と驚き。
コリがひどいので、今回は鍼灸だけで終了したが、もう一度5日後にマッサージしたほうが良いと指導。
痛みや炎症の度合いにもよりますが、このように急性の寝違いのような痛みでも1回の治療で治ることがあります。
痛みを我慢しても良いことは何一つありませんので、早めに施術を受けましょう!
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