猫背解消指導
現代病とも言える「猫背」。
何気ない日常の不良姿勢が積み重なり、いつもの間にか背中が丸まって様々な不快な症状が……
老若男女問わず、肩甲骨の下のところの筋肉がポコッと盛り上がってしまっている方は非常に多いです。
今回は、実際に私が治療院で指導している「なるべく簡易的にした」猫背解消プログラムをご紹介します。
なぜ「簡易的」かと言うと、しっかりとプログラムを組んでも、量が多かったり時間がかかったりすると、必ずやらなくなるからです。
簡易的にしてもやらなくなる方は大勢いらっしゃいます。本気で治したい方は続けていますのでトライしてみましょう!
まず、いきなり「筋トレ」から入ってはいけません。
動かさないで固まってしまった筋肉を鍛えてもしょうがありません。
まずは固まった筋肉を「ほぐす」。そこから「姿勢維持筋を鍛える」のです。
ほぐすためには、毎日の「リセット」が大事です。
仕事中などは集中してしまって、良い姿勢はキープできません。日中悪かった姿勢を夜にリセットしてあげなければいけないのです。
◆ほぐし
①タオル体操 ~入浴中、体を洗うついでにおこないましょう! 各20回くらい
・首の後ろでタオルを水平に持ち、上下運動
・後ろで背中を洗うようにタオルを上下に持ち、上と下に交互に引っ張る
・胸の前でタオルを水平に持ち、そのまま後ろを振り返って回旋する
②筋膜ストレッチ ~会社でも家でもできる時に行う。1日最低1回! 左右30秒くらい
これは最近の「筋膜ブーム」で、テレビでも紹介されていたので知っている方も多いと思います。
・上にくる腕は耳につけるような感じにする
・足をクロスして視線はなるべく背中の方へ
③ポールストレッチ ~最初は2種類5分ずつ、腹式呼吸で!
ストレッチポールを持っているのに使ってない人も良く見かけます。
持っていない方は、タオルケットを巻いたり、ソバガラの枕などで代用しましょう。
まずは5分くらい乗っかるだけでも十分です。毎日乗ることをクセづけしましょう。
余裕が出てきたら、乗りながら手を動かすことで肩甲骨の周りがほぐれます。
次に横に置いて、肩甲骨の下の部分に当たるようにします。これも乗るだけでOKです。
最後の写真は最初はキツいので、徐々に行うようにしましょう。
共通事項⇒ ほぐしている場所を常に意識して、筋肉がほぐれているイメージを持つことが大事です
今回は「ほぐし」編でした。文字にすると以外と大変でした…いつも説明しているので。
継続は力なり! いかにルーティンにするかを考えましょう!
◆クリック↓で応援よろしくお願いします!
健康と医療ランキング