眼精疲労(目の疲れ)は頭痛のもと

現代病の代表である「眼精疲労」。肩こりを持つほとんどの方が訴えられてくる症状です。

1日中仕事でパソコンに向かい、通勤でスマホを見る。

家に帰ってからも、テレビや動画、そしてまたスマホ・・・

そりゃ目も疲れますよね・・・

 

眼球は上斜筋などの外眼筋と呼ばれる、6つの筋肉で動かしています。

外側も、眼輪筋などで瞼を動かしています。

ですから、パソコンやスマホのように1点を見続けて目を固定することは非常に良くないことです。

姿勢が悪くて首や背中や腰が痛くなる、と同じことが目にも起こっているのです。

筋肉を同じ姿勢で使い続けたら、ストレッチや体操をしますよね。入浴もします。

目も同じです。ストレッチして体操して、温めてあげないと疲労は溜まるばかりです。

しっかり対処しないと、きっと老眼も早くなると思います。

 

まずは、

◆少し濡れたタオルをチンして目に当てる。チンするホカロンなんかも良いです。
◆上下左右にグルグル眼球を動かして体操して循環を良くする。
◆今度は上下左右に固定してストレッチする。

最低でも、1日フルに使用した目のためには、このくらいはしましょう。

眼精疲労が起こるという事は、頭が身体より前に出ている時間がながいので首や肩のこりも併発します。重い頭を不自然に支えてしまっているからです。

治療では、どの手技でも有効ですが、マッサージや鍼治療が適していると思います。眼精疲労のツボもあります。

固まってしまった目の周りの筋肉を含めて、首や肩、肩甲骨周り、頭を施術してもらいましょう。

 

眼球は両目同時に押圧すると血圧が下がりますので気を付けましょう。

また、視野が狭くなったり、欠けたりしていたら、脳の病気も疑われますので眼科で確認してもらってください。

家ではなるべく目を休ませてあげましょう。放っておくと、頭痛の原因にもなります。

特に布団に入ってからのスマホ……暗い中で画面を見るのは目への負荷が高いのでやめてください。

一生使う大事な目です、しっかりケアして長持ちさせましょう!

 

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