急性腸炎(下痢)
急なお腹の痛み(下痢)
誰しもが経験があると思われる、急な腹下し……名称は「急性腸炎」。
感染症でなるケースもありますが、ここでは食事などによる場合を書きます。
下痢になって、一度出してしまえばスッキリ治る方もいれば
しばらく動けず何度もトイレに通う方もいらっしゃいます。
体調がすぐれない時は、胃腸の動きも弱っています。
そのような時に、無理に栄養を摂ろうと思って、いっぱい食べたり、お肉やニンニクを多く食べたりすると危険です。
お惣菜コーナーの揚げ物のように、酸化した油の摂り過ぎ、夏に多いですが、冷たいものの摂り過ぎも要注意。
あとはストレス。プレゼンや面接、受験など緊張する場面やプレッシャーのかかる時などに多く見られます。
このように、食生活の乱れやストレスからの自律神経の働きによって起こる下痢は多いです。
下痢には鍼灸治療は有効です。
ストレスに関しても、自律神経を整える鍼灸を根気よく続けると良いでしょう。
東洋医学では、下痢の事を「泄瀉」と呼び、脾・胃・小腸・大腸の病とします。
どんな状態かによって、根本的な治療は変わってきます。
ここで注意しなければいけないのは、下痢という症状は「悪いものを外に出す」という、生体の防御反応ですので、無理に止めてはいけないケースがあります。
ウィルスによる感染症によるものや、腐ったものや悪い菌がついたものを食べた時は下痢止めを飲んで、無理に下痢を止めると長引きます。つらいですが、全部出し切りましょう!
ストレスや生活の乱れが原因であれば止めても大丈夫です。
昔からよく言われる東洋医学都市伝説に、足の人差し指が親指より長く、ヒョウタン型の人は胃腸が弱い!というのと、顔が逆三角形の人も胃腸は弱い!というのがあります。ちなみに…私は2つとも重なっていて当たりです…。
ツボで良く使うのは、お臍の周りです。
臍に近い上下左右のツボ、水分・肓兪・陰交。
お臍から1センチくらいのところを押してみて、痛かったりグリグリしているところです。
冷えには、お臍上に自然塩やショウガのスライスを置いてモグサを乗せてお灸するのも良いです。
とにかく、日頃から胃腸を労わり、冷やさないことが何より重要ですので気をつけましょう!
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