① 知らなきゃ良かった?
「健康になりたければテレビは見ない!」
笑い話のようですが、本当にこれが健康になる基本です。
残念ながら、今のメディアは、情報が面白おかしくて、斬新で、ただ視聴率が取れれば良い、そうなってしまっています。
治療院をしている私の友人達も………2時間取材のために予約を取らなかったのに結局放送は全てカット………色々な治療を取材のためにしたのに、結局放送されたのは、絵面が面白い変わったお灸をしているその場面だけ………などなど
とにかく、他と違って笑いが取れる、もしくは出演している先生のキャラクターが強烈であれば良いだけ………
スポンサーに逆らえないテレビ番組が本当に皆さんの「健康」を考えて放送していると思いますか?
本当に「健康」に良いと思って、商品を販売していると思いますか?
こんな情報に左右されて、毎回色々なものを買ったり、施術を受けに行ってりするのはもう終わりにしませんか?
実は、「健康」になることはそう難しくはありません。
あふれる情報に左右されず、私達と本当の『健康』を目指してみませんか?
② 『健康』とは?
WHO(世界保健機関)では、こう健康を定義しています。
「Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity. 」
健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)
人種、宗教、政治信条や経済的・社会的条件によって差別されることなく、最高水準の健康に恵まれることは、あらゆる人々にとっての基本的人権のひとつです。 世界中すべての人々が健康であることは、平和と安全を達成するための基礎であり、その成否は、個人と国家の全面的な協力が得られるかどうかにかかっています。ひとつの国で健康の増進と保護を達成することができれば、その国のみならず世界全体にとっても有意義なことです。
・・・と言っています。
実はWHO自体が怪しい団体ではあるのですが……それはまた別の話ですので、ここでは置いておきます…
簡潔に言うと、
「身体が健康であるためには、ストレスを抱えていないなど精神的に安定してなければならない、仕事や国の環境など社会的にも安定していなければならない」と謳っています。
実は、身体は心に支配されています。余計なストレスがかかっていない状態が「健康」をもたらします。
③ 「からだ全体」を診よう
世の中にあふれている健康情報のほとんどは、「身体の部分的な健康」です。
●これを飲み続けると血圧が・・・
●血液サラサラには毎日これを!
●これを飲めば疲れ目知らず・・・etc…
最近では病院も問題になっています。
診療の「科」を細分化し過ぎて、ちょっとでも症状が違うと他の科にまわされてしまう・・・。
昔のように、身体全体を診てくれるお医者様がいなくなったと。
人間は約60兆個の細胞が集まってできています。
その細胞1個1個が元気であれば病気にはなりません。
「部分的な健康」は薬と同で、対症療法でしかありません。
新しい情報が発信されるたびに飛びついていく……大企業の思うがままになっているのです。
「本当の健康」を手に入れられる貴重な情報は、番組で紹介したり、CMを流したりはしません。
スポンサーの多くは製薬会社や食品会社です。本当の情報を流してしまったら薬も食品も売れません。
スポンサーの車会社がエコカーを売ろうとしているのに、番組で「排気ガスは温暖化に関係ない!」と放送できないのと同じです。我々消費者は、こうやっていつも大企業(テレビ局も企業、広告代理店も企業)の手の上で転がされてしまっているのです。
私たちがお伝えしたいのは、
経済優先社会と人の身体、両方の仕組みを知っていただくこと。そして新たに、おかしいと「気づいて」いただくこと。
そこで、「本当の情報」により、今までの考えと身体の根幹を変えていく・・・
「真の健康」を手に入れるためには、それが重要となるのです。