米国で台湾放棄論が台頭

9月9日の本ブログ記事で、トランプがメディアのインタビューで、米国が台湾を防衛するべきではないと発言したことに触れた。

その後、民主党ヒラリー・クリントン、またシンクタンク「ディフェンス・プライオリティーズ」までもが、台湾放棄論に言及し始めた。

ヒラリーは、「米国はもはや台湾を防衛する能力がないと判断して、中国が台湾を屈服させようとする可能性がある」と述べた。

これは、イランとの戦争で米軍の主力が中東に展開された結果、東アジアでの米軍プレゼンスが低下したことを背景にしている。

シンクタンク「ディフェンス・プライオリティース」は、台湾だけでなく韓国や日本を含む第一列島線から撤退すべきと主張している。

こちらの主張はさらに踏み込んで、米国はもはや東アジアでの防衛から手を引いて、中国の影響力増大を容認するとしている。

いずれにしても、米国上層部が台湾防衛は困難との認識を共有しつつあり、極東の安全保障が大きく変化する予兆である。

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