インフルエンザでもウィルス性胃腸炎でも、同じ場所にいても、同じものを食べても、かかる人もいれば全く平気な人もいます。

要は、その時の『免疫力』がしっかりしているかどうかで、罹患するかどうかは決まるのです。

①免疫細胞を増やしても……

免疫を上げよう!腸内細菌を増やそう!って、よくテレビでも取り上げていますが…

一生懸命高級なヨーグルトを食べたり、ビオ○ルミンを飲んだりして乳酸菌を増やして、腸内に免疫細胞(マクロファージやNK細胞)を増やしても、その子たちが全身に行きわたらなければ身体の免疫は上がりません。

腸の周りでウロウロしているだけでは、宝の持ち腐れ状態です。

いつまでも家でゴロゴロしていないで、広い世界へ飛び立ち活躍してもらわなければ免疫は上がらないのです。

 

②免疫細胞を身体に行きわたらせるには

細胞を全身に運ぶのは、もちろん「血液」です。そこで大事になってくるのが『血流』です。

かの野口英世もこう言っています。

「人間の病気や体内の痛みは、細胞が酸素欠乏で死んでしまうから起こるものだ」と。

酸素は血液が運びます。血流が悪くて酸欠状態になる…これが病気の元だと考えたのです。

血流というと「心臓」ですが、その前に大事なのは「肺」です。

呼吸して肺でガス交換することによって、新鮮な血液が心臓に送り込まれます。

その新鮮な血液を心臓が血管に送りだします。心拍数や血圧ですね。

そこで大事になってくるものがもう一つあります。それは「横隔膜(ハラミ)」です。

 

そして血流の帰り道で大事なのは、身体に溜まった静脈の血液を送りだすポンプ。

その代表が、第2の心臓と言われる「ふくらはぎ」です。

 

心臓とふくらはぎ、そして横隔膜。

この3つを上手に鍛えて動かすと血流は良くなり、免疫細胞が全身に届くわけです。

 

③「瘀血」という考え

 

東洋医学では、はるか昔から「血液」が一番重要だとしています。

血流の滞り、今で言えば鬱血などの血流障害を指しますが、これを『瘀血』と呼び、万病の元とされてきました。

ですから、昔は瘀血の部分の血を出したり(刺絡)、もっと過激だとヒルに吸わせたりしたのです。

血と気が充実していれば免疫が高く病気にならない、これが東洋医学の考えです。

 

④現代病

現代は、昔と違い飽食の時代となりました。

血流にのって必要のない栄養が次から次に細胞に届きます。

もういっぱいいっぱいで受け取り手もない状態……おまけに運動不足で静脈のポンプが故障状態。

栄養の大渋滞です。だから運べなくて途中で栄養を捨てていくのです。

いわゆる「粥状動脈硬化」や「脂肪肝」ですね。

動脈のポンプがしっかりしていても、このような栄養過多状態ではかえって病気になってしまうのです。

生活が便利で豊かになった分、心や身体が以前よりも弱くなり免疫も下がってきました。

インフルエンザだって熱中症だって昔からありますが、現在はその罹患数が桁違いです。

 

食べ過ぎ、飲み過ぎ、動かな過ぎ、働き過ぎ、ストレス溜め過ぎ……身に覚えありませんか?

 

さて、ではどうしたら良いのかは……次回です!

 

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