病気にならないための秘術 その2

その2 腸を鍛えるべし!

腸は小腸(十二指腸、空腸、回腸)と大腸に分かれますが、

特に小腸は、小腸造血説があるくらい重要な器官です。

お母さんのお腹の中では脳より先に出来ます。栄養の吸収も小腸で行っています。

 

最近の腸ブームで「乳酸菌」を摂る方も増えました。

そういう健康マニアの私も、乳酸菌を培養して、豆乳ヨーグルトのみならず色々な事に使っています。

 

しかし、残念ながら貴方の腸の菌の割合は既に決まっています。

基本的に、乳酸菌を摂ってもそのほとんどが胃の胃酸で死滅します。

乳酸菌も酸性ですが、胃酸のペーハーはさらに低く強烈で、そのお蔭で外敵を倒すようにできています。

そこをなんとか切り抜けて腸まで届いた乳酸菌は日和見菌(どっちつかずの菌)を活性化します。

 

いわゆる善玉とか悪玉とか言いますが、菌のほとんどは日和見菌と言われています。

乳酸菌が届いて善玉が多くなると日和見菌は善玉を応援します。これがいわゆる善玉優位の発酵状態です。

しかし、せっかく届いた乳酸菌も1日で役割を終えて便になり外に出てしまいます。

 

ですから、悪玉の代表、お肉などを毎日のように食べる方は、毎日乳酸菌を入れてもおっつかないのです。

これが悪玉優位の腐敗した悪い状態

 

発酵状態が続いてる人は毎日硬すぎず柔らかすぎずの黄土色の素敵な便が出ます。

究極は・・・匂いもしないそうです・・・!

 

腸の状態が良いと、栄養の吸収もスムーズになります。

免疫細胞も活性化され、昨今話題の水素も良い環境だと腸で作られるため

抗酸化作用もあるのです。

まずは、最低限以下を気を付けましょう!

 

・極端に冷たいものを摂らない(腸を冷やさない)

・動物性の食事はほどほどに(悪い環境に置かない)

・生きた菌類を摂るよう心がける(味噌、納豆、醤油など本物を使う)

 

胃腸は健康のバロメーター、ちゃんとを労わりましょう!

 

【注意】

市販の多くの牛乳のヨーグルトは、牛乳であること、砂糖が入っていること、乳糖が腸内環境に弱いことから、私は家庭で作る「豆乳ヨーグルト」をお勧めしています。

砂糖は入れないにこしたことありませんが、もし入れるなら純度の高いオリゴ糖(菌のエサになります)や自家製の甘酒を入れると相乗効果が期待できます。

スーパーで売っているほとんどの味噌や醤油などの発酵物の菌は殺菌されたり、発酵が止まっていたりしますので、菌の効能はほぼのぞめませんのでご注意ください。

 

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